さくらの気持ち

結婚し子どもができると離婚率が高くなる!?

「発達障害の人は結婚し子どもができると離婚率が高くなる」と何かで読んだことがある。確かに私達は離婚しそうになった。

でもそれは夫が発達障害だからではなく、夫婦のパートナーシップの土台が築かれていなかったから。子どもができたから急にうまくいかくなったわけでも、更にうまくいかなくなったわけでもない。もともと夫婦関係がうまくいっていないから、二人で協力することが出てくると、何をしてもうまく行かなかったのだ。

夫婦関係をスキップして、子どもに対する夫婦のあり方や親子関係だけがうまくいくとは思わない。

私達はそれぞれの生育歴に真正面から向き合い続け、パートナーシップが築けなかった原因を改善していった。互いの意見を尊重し、中間点や解決策を見つけていくために、冷静に話し合えるようになった。現在はちょこちょこ対立はあるのものの、必ず早いうちに解決される。

離婚に夫の発達障害のみが関係することは、私はないと思う。関係性はふたりで築いてきたことだから。

夫は家庭内で苦手タスクがあるし、私もある。互いが得意なことを担当し補い合う。二人では抱えきれない量をこなすのではなく、外サポートやサービスも積極的に利用し、心のゆとりを作っている。

今でも問題の頭が出かかることはあるけれど、家庭で夫婦の軸がしっかりしていれば、問題が小さいうちに解決できることを実感している。