皆さんの体験談

別居や離婚は私が望んだ形ではなかった / ゆうかさん編

結婚して5年、子供が二人います。結婚後に夫との生活に違和感とストレスを感じており、たまたま本屋でアスペルガーについて書かれた本を見つけていろいろと腑に落ちました。

でも色んな本や他の方のブログなどを拝見しても、最終地点は「別居や離婚」でだけで、私が望んだ形でありませんでした。日本で得るカサンドラの情報は被害者意識を強め、ますます関係性を拗らせてしまうなと思いました。私は実際にそうでしたから。

誰も味方がおらず、傷つき、冷静な心を失って、グシャグシャになっているところに、「あなたは被害者です、悪いのはアスペルガーである夫です」という情報を得ればそうなってしまうのも仕方がないのかもしれません。

情報を得てやっと自分の置かれている状況がわかり、解決策を見つけたと思っていました。でも、別居や離婚の最終地点は、私が望んだ未来ではなかったのでまた暗闇に戻っていた所でした。そんなときにAlan&Sakuraさんを見つけて、曇りきった心に光が指すようでした。

同じ気質の男性に興味を惹かれやすい私

昔からアスペルガー気質の男性に興味を惹かれやすいのは、私自身にもインナーチャイルドなどの問題があるとは常々思っていました。相手を非難して変えることばかり考えるより、まずは自分と向き合って自分の本当の望みを知っていくことから始めたいと思ってます。

お互い辛いことが増えすぎて素直になれない

確かに夫にも改善すべきところは山程あります。夫本人も心の奥底ではそれをわかっているのだと思います。

でもアスペルガー故に学生生活や社会人生活の中での生きずらさで抱えてしまったトラウマや、幼少期の悲しい記憶、それを生き抜くための彼なりの処世術やプライドなどが邪魔をして動けないんだろうと思います。

また、私が追い詰めている事もあるんだろうと思います。お互い辛いことが増えすぎて素直になれないんだろうな。

絡まりすぎてる釣り糸を解くようで、本当に大変な作業だと思いますが、絡まったままではこの先何もできないので少しづつ解していきたいです。それでもどうしても無理だったら新しい糸やリールに替えるという手も忘れずに。

何から手を付けるべきかどこから打開するべきか、今も抜け出せず苦しい状態ではありますが、ストレスで体調を崩していたところでしたので救われた気持ちです。