このストーリー、特に最後のセリフは義弟がモデルで、キノコの形態と構造に没頭しているのはうちの夫です🍄










私達の実話を読んで下さった方は、私達がどんなにADHDの義弟の言動に悩まされてきたかご存知だと思います。
私の義弟のイメージは一言で言うと「嘘つき」でした。
彼の数々の嘘に大爆発し、夫に「あんたの弟なんなの?💢子供の頃からこんなにサラッと嘘ついて知らん顔する性格だったの⁉️」とブチギレた時がありました。
そして、「実はそうなんだ…」と返され、義家族全員が義弟の嘘に長年悩まされていたことを知らされました。
この頃は、まさか義弟がADHDかもしれないなんて考えたこともなかったので、ただの嘘つきなどうしようもない人だと思っていました。
しかし、だんだん真実が分かってくると、普通ができないことで周りから怒られ、大変苦労してきた義弟の人生が明らかになってきました。
「マジョリティを基準にした普通」ができないことが「また」バレてしまうと先生や両親から叱られるので、彼なりに「その場しのぎの嘘」をついて逃れることを学んでいったのです。
どんなに努力をしてもできない。だから学校に行きたくない。でもまた両親に怒られてしまう、悲しませてしまう。だから両親には学校へ毎日行っていることにしよう。
そして最終的には、中退をしてしまったことも隠していました…↓
今でも義弟は、自分がADHDの可能性があることについては認めていません。結局、夫とも音信不通になってしまいました。(母親とだけは連絡を取り合っているようです)
私達への返済ももう1年以上ないです。でも年月が経つにつれ、ここは彼に対して怒るべきところじゃないと思うようになりました。きっと幼少期から怒られ比べられ自信をなくし…そういう繰り返しが今の生きづらさや人間関係の問題を引き起こしてしまっていると思います。
そうなってしまった彼は、彼のせいではないから…
彼の好きなことは一体何なんだろう?
子供の頃に見つけようとするチャンスすらなかったみたいだから、興味あること、得意なこと、見つかっていればいいな。
皆さんからのコメント
インスタにきた皆さんのコメントをいくつかシェアします。
はじめまして。ADHD当事者です。子供もADHDです。こんな学校あったら、素敵💕笑 普通って言葉嫌いです。
私の常識はあなたの非常識。あなたの常識は私の非常識。いつもこんな言葉が頭をよぎります。
日本だからなのか?少数派の私たちには生き辛いです。ちょっと変な行動をすると、すぐ白い目で見られる。それをクスッと笑ってくれたら、それだけで居てもいいのかなぁ?って思えるのに。
もう少し、模範解答からズレてても、そういう考え方も面白いね!なんて言ってくれたら救われるのになぁ…✨
すごい共感できます。考え方の視野を広げるほど、「普通」というのは多数派の考えなのだと気づきますよね。
でもこれまで歴史上、世の中を変えたり発明などをしてきたのは、ちょっと変わってると言われるような少数派なのではないでしょうか。少数派大切です!皆にもっと気付いて欲しいです😊
私も、夫や娘と過ごしていると、いままでの私の中の「普通」って何だったのだろうかとつくづく思います。家庭の中ではまさに私がサチコの状態です😅
親になんで普通にできないの!普通の子になって!とよく叱られて育ちました。親は気付きたくなかったのか気付かなかったのか、私発達障害である事を知りません。
たくさんの人にこの事を想像してほしい。感じてほしいです🙈
発達障害と定型発達が入れ替わった国 – ハナコ編はこちらです↓
http://www.alanandsakura.com/hanako/