アランの気持ち

物事には常に「一つの真実」があると思っていた

アスペルガーと分かる前、物事には常に「一つの真実」があると思っていた。人と話す時、人は僕と同じように真実を探し当てることに興味があるだろうと。感情は含めない。それは弱さのサインだから。何かが正しいか間違っているか、それだけ。当然、妻とのコミュニケーション問題になった。
(動画の夫の言葉)

動画内で夫は「感情の読み方を学ぶのはとても難しい。でも生活の中で人が感情をどのように表すかは、学ぶことができる」と話している。ボディーランゲージを読むためのテクニックのことだ。

ボディーランゲージについて私は、夫のアスペルガーが分かる前からちらほら聞いていた。「僕の話に興味がなかったら人の靴先は出口を向く」「相手が腕を組んでいたらイライラしているか、僕の話に興味がない証拠」「話を聞く姿勢が前のめりになるのは、僕の話に興味がある証拠」など。

そんな感情表現を知るテクニックを聞いて私は、「はあ?」と思っていたのも事実。靴先なんてあっちこっち向くことがあるし、寒いと腕組むし、リラックスすると椅子の背もたれに寄りかかるから、話に興味があっても前のめりにはならない。などなど。

もちろんボディーランゲージの知識は軽く知っていたけれど、「そんな毎回当てはまらないよ、状況や人によって違うよ」と返答していた。でも夫は人の感情表現が分からないことに無意識であるものの、分かろうと無意識にボディーランゲージを取り入れていたのだ。

話は変わる。動画中に私が読んでた本、アーモンド。まだ読み始めなので全体感想はできないがかなり興味深い。夫も英語版を買った。アスペルガーや自閉症という言葉も出てくる。出てくるだけだけど。感情を感じにくい少年が他者への理解を深めようとする物語。今回の動画に繋がりありと感じ取り入れた。

自閉症や心の理論の欠如を完全に否定的なものと見なさないことが重要。 状況に応じて良いことも悪いこともあるものとして認識し、受け入れることが大切。僕は自分というありのままの人間を否定したくない。ネガティブな面に目を配りながら、ポジティブな面に焦点を当てていきたい。
(動画の夫の言葉より)

「人には自分以外の気持ちがあると分かるようになってから、感謝されたことはありますか?逆に辛かったことはありますか?」 感情の部分がシステムとしか理解できなくて悩んでいるフォロワーさんからの質問に夫が、過去の後悔、夫婦のすれ違い、心の捉え方を語った動画です。