さくらの気持ち

日系アメリカ人のカウンセラーを選んだ理由

今日は、私がアメリカで一年間お世話になったカウンセラーさんのお話をしたいと思います。自分がカサンドラ症候群だと分かってから、アスペルガー症候群の知識がある方を探しました。

私はカウンセラーさん(Aさん)に出会うまで、合計7~8人のカウンセラーさんに当たっています。

何でこんなに多いかというと、日本とアメリカで両方探したからです。日本で見つかっても、アメリカからオンラインでセッションできるからです。

問い合わせをしたけれど今は新規は受け付けていないと断られた人、オンラインカウンセリングを1度やった人、1~2回通ってやめた人、カップルカウンセリングで数ヶ月だけ通った人、などなどいました。

カウンセラーの人種も様々で、日本で育った日本人、アメリカで生まれ育った日系人、アメリカ人、フランス人、南米の方、などなどでした。

Aさんは日系人の方でした。日本語と英語を話すバイリンガル。

アメリカの暮らしの方が長いけれど日本の学校にも通っていたことがあって、日米どちらの文化も知っている方です。

Sakura

どんな人だったか、どんな所が決め手でAさんの元に通うことにしたのか、いくつか例を出そうと思います。

けっこう意外な話が出てきて、カウンセラー、カウンセリングというイメージは壊されると思います。

ゆる~い感じ

何のこっちゃだと思うんですど😅

私は毎週金曜の朝10時からカウンセリングの日でした。カウンセリング室がある建物の前で待っていて、Aさんが到着したら建物の玄関の鍵を開けてもらい、一緒にカウンセリング室へ向かうという流れです。

でもほぼ毎週、朝10時からカウンセリングが時間通りにスタートできないんですよ😅

というのは、Aさんが遅刻をするから。10時になってもカウンセラーさんが現れないんです。

良い時で5分、まだかな~遅いな~って感じる時は15分以上過ぎた頃に、スタバのコーヒーか、タンブラーを片手に「ごめんなさ~い。渋滞がすごくて~」と笑顔で現れるんです。

この辺はアメリカンな感じです😂

日本なら遅刻は分刻みでアウト~みたいな感じはありますよね。ちょっとそれもやり過ぎだとは思うんですけど。

遅刻をするからアメリカンとかではないですよ?1年間Aさんといろいろ接してきて、その中の一つがってことです。

カウンセリング中も、Aさんはたまに大笑いしたり、コーヒー飲みながらだったり、ソファーでリラックスして足を組んだり、そういうゆる~い感じが私にはあっていました。

クライアントをリラックスさせるのが上手だと思います。まずは自分がリラックスしているんだと思います。

カウンセリングって、慣れるまではちょっと緊張する場所だと思うんです。私はAさん以外で、他のカウンセラーさんのセッションを受けた時は、緊張する雰囲気が嫌だなあって合わないなあって思うことは多々ありました。

物音ひとつ立ててはいけないようなシーンとしている空間で、カウンセラーの人に無表情で見つけられて質問回答を繰り返す、みたいなことがあって、それは合いませんでした。

Aさんみたいな、カウンセラーさんとしてはけっこう豪快で、フレンドリーで、よく笑う、細かいことは気にしない所が好きでした。考えてみれば普段も私の友達にはそういう人が多いかなと思います。

結局は相性ですね😊

既婚者のカウンセラーさん

Aさんはご結婚されていて、お子さんもいる方でした。

既婚者のカウンセラーさんの方が私には合っているなあって思うことは、カウンセリングが始まってからしばらくして気づいたことです。

私は夫婦関係に悩んでカウンセリングを受けているので「夫婦関係」や「結婚生活」の話をする時、Aさんは自分達家族のことを話してくれる時がありました。「うちの夫はね~」とか「この前うちの子供が~」みたいに時々エピソードを話してくれました。

そんなプライベートを少し見せてくれる時、すごく安心感がありました。

カウンセラーさんの専門的な知識から、自分の心理を探るような会話をずっとするよりも、カウンセラーさんの私生活をちょっと知れながら話を進められると、堅苦しくならないというか、息継ぎができるというか。

普段はカウンセラーとクライアント(私)の関係だけど、カウンセラーさんにも夫がいて、お子さんがいて、家族がいる、ということが見えると、当たり前ですけどカウンセラーという職業の前に同じ人間なんだなあと。

そういう私生活の話を聞くと、同じ「妻」という立場なんだなと思えることが良かったです。

夫の悩みを、同じ妻という立場の人に話している方が、私は気持ち的に安心はしました。

カウンセリングの基本って、「自分はどうしたいか?」という主語は相手ではなく自分であって、自分の心を探って答えを導いていくということだと思うので、カウンセラーが既婚者かは基本関係ないとは思います。

単に私が、カウンセリング中にAさんがご自身のご家族の話をたまにしてくれることが、個人的に好きだったという話です。

日本人の性格を知っている

最初に言ったように、Aさんは日系人の方でした。日本語と英語を話すバイリンガルで、日本でもアメリカでも教育を受けたきたので、どちらの文化も知っていました。

だからこそカウンセリングでとても役に立ったとこは、日本人の性格を知っていること。

私が、夫婦の問題のエピソードを話した時に、私が日本人であるからこその行動とか、考え方を指摘してくれたことがありました。

http://www.alanandsakura.com/marriage-japanese/ http://www.alanandsakura.com/guess-culture/ http://www.alanandsakura.com/akko/

日本人の性格から、これらは日本人夫婦のパターンに多いそうです↓

  • 夫に何をして欲しいかを言葉で伝えていないのに、察してくれないとイライラする
  • 察してくれないならもう諦めようと、コミュニケーションをしなくなる
  • 我慢して我慢して、我慢の限界まで到達した頃に爆発する
  • 会話の主語が相手になりがち
  • 普段から言いたいことを言えない関係だから、ストレスが長年積もりに積もって熟年離婚する

「会話の主語が相手になりがち」とは、「夫が」〇〇だから~、「妻が」〇〇してくれれば~。相手が〇〇をしてくれれば、自分の生活はうまく行くのに…

人間関係にマイナスになってしまう日本人の性格や特性は、私も海外に出て初めて気づいたことです。

アスペルガーの夫が毎回夫婦関係の問題を作り出しているのではなく、日本人としての私の人間関係の考え方にも問題があったことは、ここアメリカで日系人のカウンセラーからカウンセリングを受けていたからこそ改めて気づいたことです。

日本人は相手が必要としていることの細かいことまで気づけて察して行動できるように教育を受けているので、アメリカから帰国して日本の接客業に触れるととても感動します。

全体的にみんな親切で、気配りができて「ああ日本に戻ってきた~!」って嬉しく思います。そういうところは日本人の特性がプラスに働いていると思います。

相手の気持ちを丁寧に考えられるからこそ態度に示すことができて、「日本のおもてなし」って海外からもすごく高い評価を得ているのだと思います。

フォロワーさん達から 「日本はそもそもアスペルガー症候群の知識があるカウンセラーさんが少ないから見つけるのは難しい」とのご意見が多くありました。

カウンセリングは「自分自身に向き合う」ことになるので、そこは発達障害の分野のカウンセラーさんかどうかはあまりこだわらずに「資格のあるカウンセラーさんで相性が合う方だったらいいのでは?」との指摘があったのでここに記しておきます↓

http://www.alanandsakura.com/counselor-chui/

ここサンフランシスコベイエリアでは、アスペルガー症候群の知識があるカウンセラーさんはたくさん見つかります。でもそこから「一人」を見つけるのは結構大変でした。

私は年齢が離れていても10以内で、同じ女性、同じ妻という立場のカウンセラーさんが話しやすかったです。カウンセラーさんのフレンドリーな性格からリラックスして話せる雰囲気を作り出してくださり、心のうちを何でも話せる関係性を早い段階から築くことができました。

おじいさんカウンセラーさんも経験したことがあるのですが、生徒と先生 or 父親と娘のようになってしまい、毎回緊張してしまいました💦

現在カウンセリングを検討している方に、相性が良いカウンセラーさんが見つかりますように🌱

http://www.alanandsakura.com/jikoshucho/

POSTED COMMENT

  1. Mini says:

    Sakuraさん、初めまして。
    ブログやYoutubeを拝見して、お礼が言いたくなりました。
    アスペやカサンドラ、日本と外国、家族と自分、ACや毒親、、、
    色んな事が腑に落ちました。
    カサンドラ症状が日本人に多い、Sakuraさんがカサンドラ自助会しない、
    問題はアスペだけにある訳ではない、毒親のことなど。

    カウンセラーやスピリチュアルで親を許さないと幸せになれない、日本の美徳や協調性順守な人々との社会生活の違和感、経営者・欧州人彼には感じない不安や自分の悪い部分が日本人・日本在住外国人彼とは生じる、アスペチックな学者彼に感じた孤独や欠乏感… 
    絶縁していた親(アスペ父・カサンドラ母)と仲良くしてから、また自分がおかしくなったと感じた… 
    日本人カウンセラー(海外在住含め)さんと話す度に、こういった事を感じる自分がダメ、普通じゃないとか、教育(キリスト教)のせいなのか・日本に住んでるから?とか絶望的な気持ちになっていました。

    AlanさんとSakuraさんのブログから、自分で自分を治す・いい方向へ持っていくことができる希望やヒントを貰えた気がします。

    ありがとうございます。

    • Alan & Sakura says:

      Miniさん。ブログやYoutubeを見てくださってありがとうございます。生きづらさや人間関係での悩みを抱えている時、向き合うべきところは「自分」であり、現在だけではなく過去も含めてどのようにどんな人と関わってきて自分が形成されていったのかを知る必要はあるそうです。もちろん夫婦の場合で明らかに相手に深刻な問題がある場合、相手が改善してくれればいいのですが、そう簡単には変わってくれないことは夫で経験しています…。でも自分が変われば少しずつ相手のあり方も変わるんだと実感はしました。辛い時期だと思うのであまり無理をなさらずに、Miniさんが少しずつ前を向いていかれることを願っています。