アメリカでの学び

「結婚相手は両親が決めるの」

アメリカの大学に通っていた時、私は留学生寮に住んでいました。

特に仲が良かったのは、中国人、韓国人、中東の子。

ある日みんなで「結婚」について話していました。

そしたら中東の子が「結婚相手は両親が決めるの」と言うのでびっくり。

宗教上そういう国があるとは知っていたけれど、実際にそういう人とは会ったことはなかったので興味津々でした。

えー!嫌じゃないの?
好きな人ができたらどうするの?
ブサイクな人だったらどうするの?

みんな質問攻め。

そしたらこう返事をされました。

「好きな人ができたら?う〜ん、困っちゃうなあ。でも両親が私の幸せを考えて、最高の男性を選んでくれるのよ」

宗教が同じ人、家庭の階級が同じ人、なども条件だそうです。

私達が自由にしている恋愛も、自分で結婚相手を選べる自由も、結婚しない選択ができる自由も、その子にはありません。

でも全然、悲しそうではないが印象的でした。

「愛は結婚してから育んでいくものなの」

と言われ、感動したのを覚えています。

かわいそう…と勝手に思っているのは私、中国、韓国の子だけで、中東の子本人はそう思っていないそうです。

とても不思議な感覚でした。

自由に恋愛も結婚もできないなんて私は信じられないけれど、それは自由の国の日本で育ったから。

私も中東の子の家庭に生まれたら、結婚相手は両親が選ぶ決まりが常識として育つと思います。

それが幸せなことだと感じると思います。

結婚相手を親が選んでくれる幸せ
結婚相手を自分で決められる幸せ

どちらも幸せなことだと思います。

何が正しいとかではなく、育った国での常識、その家庭の常識が、自分の常識になるんだなと改めて感じた出来事でした。

日本も日本独特の常識がたくさんあります。

常識に縛られた生きづらさもあります。

でも日本人は、それを自分で変えようとする選択があります。

生き方や物事の捉え方も、自分次第で変えらます。

「自分の意思」が通る生き方ができます。

興味のあることはチャレンジできるし、仕事も選べるし、性別関係なく学べるし、住みたい地域へ引っ越しもできるし、一人でふらっと海外旅行なんかも行けちゃいます。

結婚ができれば、離婚だってできます。

人生のキャンバスに自由に好きな色を塗っていけます。

それができる特権を、思う存分使って欲しいなと思います。

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